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トレチノインとハイドロキノンでエイジングケアをする

顔にシミやシワ、ニキビ、肝斑、そばかすなどの肌トラブルがあると実年齢よりも老けた印象になってしまいます。このような肌トラブルに悩んでいる場合、トレチノインとハイドロキノンでエイジングケアをしてみると良いでしょう。

トレチノインとは、ビタミンAの誘導体のことであり、ビタミンAの50~100倍の生理活性があると言われています。アメリカではシワやニキビの治療薬として認可されており、たくさんの人に皮膚の若返り薬として使われています。もともと血液中にも含まれている成分ですし、アレルギーのリスクなどはありません。

トレチノインには皮膚の角質を剥がす効果やメラニン色素の排出を促す効果、皮脂の分泌を抑える効果、コラーゲンの再生を促進する効果などがあります。それによって肌の乾燥を防いだり、シワを改善してくれるということです。

ハイドロキノンは肌の漂白剤と呼ばれることもあり、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する成分です。シミの治療にはハイドロキノン単体で使われるのではなく、トレチノインと一緒に使われることが多いです。

トレチノインは紫外線皮膚へのダメージを改善する働きがあるため、シミとシワの両方に効果が期待できます。アメリカではニキビに対する処方薬であり、日本でも皮膚科などでよく処方されています。保険は適用されませんが、美白やアンチエイジング効果が期待できます。

トレチノインとハイドロキノンは異なる作用があるため、同時に使用できるということです。同時に使用することで相乗効果が期待できますし、効率よくエイジングケアができるでしょう。アメリカでは最初から2つの成分を配合した塗り薬などもあります。

トレチノインとハイドロキノンでエイジングケアをする場合、まずはしっかりと洗顔をして肌の汚れを落としましょう。洗顔をしたらビタミンC誘導体ローションを顔全体につけ、ある程度乾燥させていきます。

次に患部にピンポイントでトレチノインを薄く塗りましょう。この時は綿棒などを使用し、少し狭い範囲で薄く塗ることがポイントです。トレチノインは2~3分で乾きますが、しっかり浸透するまで10~15分程度放置しておくことが大切です。

成分が肌に浸透したらハイドロキノンを塗っていきます。ハイドロキノンはトレチノインより広範囲に塗っていきますが、あまり白くならない程度の厚さで塗りましょう。この時はトレチノインを塗っていない部分から内側に向けて塗っていくことがポイントです。トレチノインを塗った部分から外側へ塗った場合、刺激の強いトレチノインが広範囲に広がってしまうので注意が必要です。トレチノインとハイドロキノンを塗って1時間経過したら、保湿剤と日焼け止めを塗ります。

トレチノインとハイドロキノンによるエイジングケアは副作用のリスクもありますし、妊娠中は使えないなどの条件もあります。使うためにはドクターからの処方が必要になりますが、その効果は確立されているのでシミやシワを確実に改善したいという人にはおすすめです。

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